彩の国(東武東上線) 寄居町の少林寺

平成17年12月19日 開設

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少林寺 縁起

 少林寺(曹洞宗)は、永正8年(1511年)長泉寺開山大洞存「(そんちょう)大和尚が乞われて開山となりました。 開基は、北条氏康の家臣となった藤田右衛門太夫国村となっていますが、康邦だろうとも云われており 確かではありません。慶安年中(1648〜1652年)寺領15石を与えられています。
二十四世大純万明大和尚の時、文政9年(1826年)春より四方浄財を募り、寺後山中に 釈尊(しゃそん)、十六羅漢(じゅうろくらかん)、五百羅漢(ごひゃくらかん)の石像並びに千体荒神 (せんたいこうじん)石碑を天保3年(1832年)に安置し、信仰の道場として今日に続いています。 山頂に立てば、寄居市街地が一望できるとともに、秩父連峰が目前に迫り、 眼下に円良田湖が望めます。
寄居町・埼玉県


少林寺の五百羅漢と千体荒神

 碑文によると文亀年間(1500年ごろ)に、突然天地が震動、暗黒化し、人々の動きが とれないでいるとき、山中より仏舎利が出現し、一大光明を放ち暗黒を破り、 人々の苦難を救ったといいます。これにより、ここに大洞存「大和尚が開山し、 この奇跡に深く感銘し釈尊並びにその弟子たちの石像建立の悲願をたてられたものですが、 機熟さず、24代大純万明大和尚地元をはじめとして、中山道は深谷宿より江戸に至る まで6年間、浄財勧請にあたり、天保3年(1832年)この偉業を成しとげました。

 山頂に釈尊をまつり、脇侍文殊(わきじもんじゅ)、普賢(ふけん)の二菩薩並びに十六羅漢 を配し、山麓から山頂まで510余体の羅漢石仏(山に向かって左側)と千体荒神の石碑 (右側、現存960余)は、その数と保存において関東一と称されています。 なを、乃木源希次(乃木大将の父)寄進による「三宝大荒神」の碑も現存しています。

 この千体荒神は、戦時中、戦場の守護神として、現在は選挙のとき、参拝すると当選 間違いなしといわれ、信仰を集めています。 五百羅漢は、孝子孝孫が亡くなった人を追慕し、一心に尊顔を仰ぎ見るとき、必ずその 尊顔の中に亡くなった人の面影を見ることができるといわれています。 羅漢とは、仏教の信者の施しを受ける価値のある人という意味であり、悟りを開いた 仏弟子に対する尊称でもあります。
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